『資本主義の再構築』レベッカ・ヘンダーソン

「文化」を例にとると、企業文化が長期的な強みの源泉になり、従業員を大切にする企業は生産性は大幅にたかそうだということは漠然と認識されている。だが、企業の財務諸表を見て、従業員を大切にしているか、企業文化が健全化どうかはよくわからない。財務諸表を見ると、企業がそれまでうまくやってきたかはわかるが、現時点で適切な投資をしているかどうかはわからない。財務諸表だけに頼っていると、膨大な情報を見落とすことになる。そうした情報・データを見ることも測ることもできなければ、そもそも存在しているのか、大事なのかどうかさえわからない。 いわゆる「環境・社会・企業統治(ESG)指標」は、この問題に対する一つの解決策になる。


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