製造業では原価管理は一般的です。製品別、製造工程別などで行われております。物流業で原価管理を行っている企業は非常に少ないのではないかと思います。人件費、減価償却費、一般管理費などの配賦に手間がかかり面倒であるため、行われていないのが一般的になのではないかと思います。

しかし、物流業界全体として利益率が低下している状況のなかでは、収益が上がっているだけではなく、本当に利益が上がっている顧客や荷物に関わる業務とそうではない業務へのと組み方に差をつける必要があります。

意外に利益率の低い業務ほど手間が掛るもので、そういった業務ほど売上が大きかったりします。そのため原価管理がしっかり行われていないと本当の利益率が把握できず、問題が見過ごされてしまうことが多いにあります。

しっかり原価管理を行うことで会社全体の利益率の向上を目指すべきです。