『トヨタの自工程完結』佐々木眞一

マニュアル化という言葉に対して、日本人はあまりポジティブではない。マニュアル人間というと、言われたことしかやらない、というイメージもある。 しかし、それを裏返せば、マニュアルが不整備だった、ということもでもあるわけです。しっかりとしたマニュアルができていれば、マニュアル人間でも十分に通用する。

にもかかわらず、肝心なことが書かれていないから、マニュアル人間に不満が出る。 新しい取り組みで業務手順書を作ったら、どんどんアップデートしていって、優れた手順書をにすればいいわけです。形式知化すればいいのです。 それができていないマニュアルを使っているから、マニュアルが使えないのです。