物流史では、大航海時代、蒸気船時代、コンテナ船時代と変革期がありました。
それぞれの変革期には、それを支えた技術があります。大航海時代には帆船の進歩、羅針盤の発明、蒸気船の発明、コンテナ船の開発などの技術革新がありました。
こうした技術は自然に生まれたわけではなく、新しい冒険、サービス開発をすることを目標とする強い意志を持ったリーダー、起業家、経営者の存在の存在が前提となります。
現在の物流革命を生み出したのは、間違いなくアマゾンであり、それを牽引したジョフベゾスです。
アマゾンはインターネットやAIなどの情報システム、キバなどロボット、といったさまざまな最先端の技術を活用して新しい物流システムを構築しました。現在も進化を続けています。
アマゾンの物流システムを構築した人物たちは、物流の専門家ではなく、物流の知識のないエンジニア達でした。だからこそ既存概念にとらわれずに、全く新しい物流システムを構築できたのかもしれません。
そして、それを牽引したのが経営者であるジョフベゾスです。
この構図は、大航海時代、蒸気船時代、コンテナ船時代も一緒です。大航海時代のエンリケ王、コンテナ船システムを開発したマルコム・マクリーンなどです。
時代を見据えた経営者のリーダーシップが新しい物流サービスを生み出すのは間違いありません。